車 査定 06-15

査定をしてもらった車をすぐに売ってはいけない理由

プロに車の査定をしてもらって、買取り金額を提示されたらそれが適正な相場だと思ってしまう人もいるかも知れません。

車の査定にはある一定の基準があって、それに基づいて金額を出しているため、どこの業者であっても同じような買取り価格になると勘違いしがちだからです。

そのため「いま決めてくれればこの金額にあと5万円プラスして買い取りさせていただきます」などと言われたら、すごく得をしたような気分になって、その場で契約をしてしまったりする人もいるでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。

実は、たとえプロが査定をしたとしても、店によって車の買取り金額には大きな差が生じるのです

なぜなら、中古車の買取り価格というのは、その店の在庫状況や流通ルートなどによって大きく変わるからです。

しかも、買取り業者が最初に提示してくる金額は、かなり低めの場合が多いということも知っておいた方がいいでしょう。

なぜなら、彼らはディーラーや他の買取り店と比較されることを前提に、最初の買取り金額を調整したうえで提示するからです。

もし他の店が自分のところよりも高い金額を提示してきた場合に、さらに上乗せできるようにしているわけです。

たとえば、A店の最初の提示額が100万円だったとします。

それに対してB店が110万円を提示してきたときに、対抗して115万円の金額を再提示したりするわけです。

業者にしてみれば、最初からMAXの115万円を提示してしまうと、お客さんが他の業者と比較をしなかった場合には15万円も損をしてしまうことになりますし、他の業者と比較をした場合にもすでにMAXで出してしまっているため交渉の余地がなくなってしまうことになります。

このような理由から、買取り店の多くはMAXの金額よりも抑えた査定額を最初に提示してくることが多いので、営業マンのセールストークにまんまと乗せられてうっかりとその場で契約をしてしまわないようにすることが大切です。

営業マンが契約を迫ってきたら、一呼吸おいて「もう少し考えさせてください」と毅然とした態度で接するようにしましょう。

それが出来るかどうかで買取り価格が10万円以上も違ってくることがありますので、妥協をしてはいけません。

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車の寿命が10万kmなんてウソです~トラックは100万km走る

車の寿命がどれくらいなのかを、正しく知っている人はほとんどいないと思います。

なぜなら、実際に自分の車を20万kmや30万km走らせた経験のある人というのは、ほとんどいないからです。

一般の人が1年間に走る距離というのは、せいぜい1万km程度です。

日本のクルマが廃車になるまでの平均的な期間は13年ほどなので、せいぜい10万km~15万km程度の距離を走ったのちに廃車にされてしまうわけです。

しかし、13年程度で廃車にされてしまうからといって、多くの場合は車そのものが壊れたわけではありません。

10万kmや15万kmの距離を走った程度では、国産車のエンジンはまず壊れることはありません

13年も乗ると、エンジンはなんともなくても、ボディにサビがでたり穴があいたりしてしまうことが多いのです。

最近は塗装の技術が向上してきているので、以前にくらべるとボディは長持ちするようになってきましたが、それでも10年以上乗っていると徐々に痛みが目立つようになるものです。

また、日本では新車登録から13年以上経過する車は、税金がアップしてしまいます。

そういった事情もあり、まだまだエンジンは何ともなくて十分に走ることのできる車であっても、廃車にされてしまうわけです。

それでは、車というのは実際にはどれくらいの走行距離を走ることができるのでしょうか?

その答えを知るには、一般の車にくらべて圧倒的な距離を走ることになる、タクシーや長距離トラックの走行距離を考えてみればいいわけです。

タクシーは、1年あたり10万kmど走るそうです。

5年~6年程度活躍したのちに廃車にされることが多いようですが、最終的には50万km~70万km走ることになります。

また、長距離トラックのなかには、100万km近くの距離を走破するものもあるようです。

つまり、日本で作られた車のエンジンというのは、それだけの耐久性があるということになります。

実際には10万km~15万kmで廃車にされてしまうことが多いわけですから、本来のエンジンの寿命から考えたら、5分の1程度の距離しか走らずに一生を終えてしまっているということになります。

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事故車かどうかをプロの査定士はドアの隙間で見分ける

車を下取りに出したり、買取り店に持ち込んだりするときに、事故車は評価がものすごく低くなってしまうことをご存知の方も多いと思います。

事故車というのは、ドアやバンパーが軽く凹んだ程度のものは含みません。

クルマのフレームに影響が出るほどの大きな損傷を受けた状態のときに、初めて事故車という評価をくだされるのです。

事故車の判定を受けると、通常の買取価格の半値近くになってしまうこともあります。

たとえば、通常であれば100万円で買取りが可能な車であっても、事故車ということになれば50万円程度にまで査定額が下がってしまうのです。

フレームにまで影響するような損傷を一度でも受けると、ハンドルを取られたりしてまっすぐ走らないなどの、走行性能に問題が出ることが多いために、価値が大きく下がってしまうのです。

どんなに腕のいい板金屋さんできれいに修理をしたとしても、プロの査定士が見れば事故車であることは簡単に見抜いてしまいます。

彼らは、車を査定するときにドアやボンネットなどの隙間に注目します。

左右のドアの隙間の大きさが明らかに違っていたり、ボンネットの右側と左側で隙間の開き方が違っていたりすると、事故車の可能性が高いと判断するわけです。

たとえ事故で損傷したドアをまるごと新品と交換したとしても、フレーム自体が歪んでしまっていると、どうしてもドアとボディの隙間が不自然に広がってしまったりするのです。

また、プロの査定士は、トランクやボンネットを開けてみて、ヒンジを取り付けている部分のボルトなどにも注目します。

もしそれらの塗装が剥がれていたりすると、修理のためにボルトを外した可能性が高いと判断するのです。

そういったプロならでは視線で見ていくことによって、事故車であることはほぼ100%分かってしまうと考えていいでしょう。

もしあなたが過去に事故を起こした車に乗っているとして、その車を売るときになんとか過去の事故歴がバレない方法はないものかと考えているとしたら、残念ながらそんな方法はないので諦めたほうがいいいといえるでしょう。

もし事故車ではないと虚偽の報告をして車を売却してしまって、あとからそのことがバレたりすると、損害賠償を請求されたりすることもありますので注意が必要です。

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ディーゼル車が高く売れないといわれる理由

日本では、ガソリン車が主流となっています。

ヨーロッパなどでは、燃料費が安くて燃費のいいディーゼル車は人気が高いのですが、日本ではあまり注目されないようです。

ベンツなどのヨーロッパの自動車メーカーがつぎつぎとディーゼル車を販売しているのに対して、国内の自動車メーカーはディーゼル車の開発に消極的です。

マツダが性能のいい乗用車用のディーゼルエンジンを開発して注目を集めていますが、いまのところ他のメーカーがその流れに追従する様子はないようです。

日本人にとっては、ディーゼルエンジンというと、どうしてもトラックのエンジンというイメージが強いようです。

ガラガラとエンジンの音はうるさいし、排気ガスも黒煙を含んでいて汚いと感じている人が多いようです。

しかし、最近の乗用車用のディーゼルエンジンは非常に静かで、例のガラガラという音も、エンジンルームに耳を近づけなければ気がつかないほどです。

また、度重なる規制によって排気ガスもクリーンになり、マフラーから黒煙を上げて走っているディーゼル車はいまや皆無といってもいいでしょう。

このように技術革新により、かつてのディーゼル車とはまったく別の車といっていいほどの進化を遂げているにもかかわらず、なぜか日本では人気がイマイチとなっているのです。

人気がないということは、当然ながら中古車市場での相場も高くなりませんから、買取り価格もそれほど期待できないことになります。

しかし、海外となれば話は別です。

中東や東南アジアの国では、耐久性の高いディーゼルエンジンは大人気ですから、日本の品質の高いディーゼル車は高く売れることになります。

ですから、もし今あなたがディーゼル車に乗っていて、少しでも高く売りたいと思っているのであれば、海外への輸出ルートを持っている買取り専門店などに査定をしてもらうといいでしょう。

また、そういった国々では日本のように排ガスの規制も厳しくありませんから、日本国内では専用の装置をつけないと走ることのできないような年式の古いディーゼル車であっても、高額で買取りをしてもらうことが可能なようです。

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一括査定サイトで1社にしぼって交渉するのはダメ!

車の一括査定サイトを利用すると、5社~10社程度の買取り店から査定額を提示してもらうことができます。

一括査定サイトを利用する目的は、自分の車を少しでも高く買取りしてくれる業者を見つけることですから、なるべくたくさんの業者に査定をしてもらった方が有利です。

また、車の査定というのは、ある程度の相場はあるものの、各業者の事情によって大きく買取り額が変わってしまうことも少なくありません。

車によっては、査定額が一番高い業者と一番低い業者で20万円~30万円も違ってくることもよくあることです。

一括査定サイトを利用することによって、各業者の査定額を簡単に比較することができますが、ここで注意をしなければならないことがあります。

それは、最初から一番高い買取り業者1社にしぼって交渉をしないということです。

たとえば、一括査定サイトに申し込みをした結果、8社が査定額を提示してきたとします。

しかし、このときの各社が出してきた査定額というのは、あくまでもネットからの情報をもとにした概算にすぎません。

実際にいくらで買取りをしてもらえるかは、直接クルマをみたうえで、再査定をして決定することになります。

そのため、最初の概算査定の段階で、一番高い1社にしぼって残りの7社をお断りしてしまうというのは、非常に危険であるということが言えます。

ライバルがすべて消えて、自分の会社とだけと交渉していると分かった買取り業者は、現地で実際の車を見たあとに、さまざまな理由をつけて、買取り価格を一気に下げてくる可能性があります。

「思ったよりも傷が多かった」とか「ちょっと塗装に痛みがあるようですね」などと、適当な理由をつけて買取り価格を下げてしまうわけです。

査定の専門家にそんなふうに言われてしまうと、こちらは素人ですからそれに従うしかなくなってしまいます。

そういったことにならないように、一括見積もり査定サイトで一番安い業者が見つかったとしても、必ず2社~3社にしぼったうえで実際に車をみてもらい、最後まで競わせたうえで最終的に売却をする業者を決めるようにするのが鉄則です。

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車の買い取りは遠方の業者に依頼をしても大丈夫なのか?

インターネットの中古車の買い取りサイトでは、たくさんの業者に見積もりを依頼することができます。

ネットの見積もりは無料ですし時間もかかりませんので、比較対象は10社でも20社でも多いほどいいです。

ただ、実際に依頼するとなると、選択肢はある程度限られてきます。

私が車の買い取り業者を選んだときは、必然的に地元界隈の業者ばかりになりました。

出張査定は無料なので、あまり遠くなりますと業者側の出張コストがかさんでしまうのでしょう。

たとえば、大阪に住んでいながら、名古屋の業者に出張査定を依頼するというのは現実的ではないようです。

仮に可能だとすれば、かなり条件のよい人気車種を売却する場合などに限られると思います。

しかし、遠方からわざわざ来てもらって、その業者と契約できずにお断りすることになった場合などは、さすがに心が痛みます。

そういう意味では、地元中心の業者ばかりになるというのは、お互いのためにもいいのかも知れません。

私は過去にネットの一括査定を利用して10社に買取り価格を提示してもらったことがありますが、大手の業者は全般的に高い買い取り価格を提示してきました。

ただ、地元の地域に密着した業者は、管轄エリア内の買い取りには強いようなので、大手以外の選択肢を考えてみるのもいいと思います。

また、ディーラーが直に運営している買い取り業者もあり、こちらはそのメーカーの車種限定で高価買い取りをしてくれます。

私が最終的に選んだ業者は、地域密着型の買取り専門店です。

全般的に高めの大手業者の平均相場よりも、さらに5万円程度高かったので即決してしまいました。

大手は全国的に買い取り実績が豊富で強いのですが、地域によっては中堅業者のほうが有利になることもあるということを、このときにはじめて学びました。

そういった意味では、車の買取り業者を選ぶ時には、大手とか地元の業者とかいう枠組みにとらわれることなく、なるべく広い範囲から選んだ方が最終的には良い結果になりそうです。